続・辻斬り

腰痛が回復に向かっていたのは気のせいだった。
良くなったのはその後2日間程度で、どんどん悪くなる感じ。

「最後の砦に行くしかない!」

随分遠いので選択除外していたが、そこは整体院だ。
80歳過ぎのお爺さんがやっているが、結果はいつも素晴らしい。
「体は色んな筋肉が引っ張り合っているので、どこか1か所をほぐしてもダメなのです。」
という理論で、全身ほぐす。

早速予約して行ってみると、お腹を触って「あ~これこれ、これでしょう。」と言ってすぐに施術開始。1時間揉みほぐされて(本当は”揉む”という感じではないが)随分楽になった。
ここで揉まれてから、通常は翌日、その翌日とだんだん良くなった行く。
がしかし、今回そうはならなかった。

翌日からまただんだんと悪化。
朝起きたときが一番つらい…
仕方なく、また整形外科へ。

先生は、「MRI撮りましょう」と言った。
確かにもう、それしかない。
結果はすぐ出た。
「椎間板ヘルニアです」「これはMRIでないとわかりませんねぇ」
だったら最初から撮影してくれよぅ。

  • 重いものを持たない、体を捻らない
  • スポーツはダメ
  • 来週経過を見るけど、うまくいけば3ヶ月ぐらいで楽になる
  • 強烈な痛み止めを出すので飲め
  • 最終的に手術の可能性もある

朝晩薬を飲んでいるので、朝起きた時以外は、随分楽に生活できている。
私は現場仕事ではないので良いが、これが建設現場作業などしていたのなら死活問題だ。
本人も仕事が出来ず大変だろうが、現場も職人不足で大変だ。

しかしこの腰のトラブルは防ぎようがない。
日頃の暴飲暴食がたたって糖尿病になったわけでもないし、あまりに運動しないのが原因でなったわけでもない。無理な体制で荷物を運んだわけでもない。
てか、病気とはそういうものか。。。
思ってもない悪いことが急に身に降りかかる。

辻斬りに遭ったようなものだ。