季節の中で

今朝は澄み渡るような青空で、ベランダで深呼吸してみた。
深呼吸するだけで健康に良いと聞いたことがあるが、実感したことは無い。

深く吸い込んで、吐く。
すると、僅かながら沈丁花の香りがしたような…
もう一度深呼吸。
やっぱり微かな香りがする。
そうだ、そのような季節なのだ。

今日の花粉レーダーは「極めて多い」となっている中で、花粉症の私が挑んだ深呼吸は爽やかな香りを楽しめた。そしてクシャミのような花粉症の症状は出なかった。ラッキー!
しかし、香りに慣れてしまうので、それから何度も深呼吸をしたところで、もう沈丁花は居ないのである。

あれ?さっきすれ違った人、とっても美人だったような気がする。。。
と思って、デパ地下をクマなく探し回っても、もう二度と会えないソレと同じだ。

猛暑の昨年、そしてもう春なのに寒い日が続くなあと思っていたら、数日後は夏を想像させるような日差し。
時速10万Kmの地球号は、あっという間に太陽を1周してしまう。

私は「春と秋が好き」だが、そういう人は多いのではないか?
せっかく過ごしやすい季節なのに、ここんとこ春と秋が短い(泣
以前、あの年中暑いタイ国の方に「四季はありますか?」と聞くと、「アリマスヨ!」と言われたので、どう違うんですか?って聞いたら、「花が咲く時期が違う」と言った。
若干だが、雪は降らずとも気温や湿度の違いもあるのだろう。

季節は重要だ。
季節によって売れるものも作り方も変わる。
長い間、これまでの「季節」の常識で、仕入れたり準備したりしていた。
しかし、その常識が常識でなくなってきた昨今、その準備はダメになったり無駄になったりしてしまう。
とても少数の人を対象にしていた商売などは、たちまち死活問題にもなりかねない。

ここ100年のデータを見ても、日本では気温は高くなる方向にあるようだ。
夏の猛暑日の日数も少しずつ増えている。
これは生態系にも影響していると思うが、生活にも影響する。
暑い夏、暑い秋、暖かい冬、暑い春。
極端に書いたが、どう対処していくのか考えておくのが賢い。

先日ラジオで聞いたが、夏は「下駄」が良いらしい。
なんでか?
下駄は、地面から数センチ上に足が来るため、地面の熱を受ける量が減るとか。
なるほどね。
という具合に、大がかりな設備を入れなくても、考えたり工夫すれば、僅かでも暑さを回避できるのだ。

とにかく暑さの原因は「太陽」なので、これを軸に考えてみると良いかもしれない。
私は昨年、南側の壁とベランダに、日よけシェードをDIYで取り付けた。
ブラブラ垂れ下げているだけだ。風が吹くと、バサバサ揺れるが問題ない。
とても風が強い日や使わない季節では、クルクルと巻き上げてヒモで縛っておく。
これだけで、家が太陽光を浴びて蓄熱するのを防ぐため、幾らかマシになたはずだ。
次に考えていることは、雨水タンクを置いて雨水を貯水し、電動ポンプでこのシェードに噴霧させようかと思っている。電源はソーラー発電で良い。(雨水は衛生的にまずいかな?)
こうすれば、蒸発熱でシェードが冷え、そこを通る風が冷ややかになるはずなので、窓を開けてエアコンを切ることもできるかも。

アレ?大がかりな設備になってきている(汗

日常で工夫することは、仕事で工夫することと同じ。
いつも工夫することで、その習慣が身につく。

沈丁花の優しい香りがしない地球になっても、工夫すれば良い。