車が高く売れる

私は2019年式のマツダCX5に乗っている。

ディーラーで1年点検を受けに来たが、担当営業は私の車を新しく替えたくてたまらない。
そして、現在の査定をさせてくれというのでお願いした。
すると、6年で84,000Kmも走行している私の車は、査定金額は174万円だという。

えーーーーーー(@_@;)

理由は、

  1. 輸出用の中古車が足りてない
  2. CX5は人気車種である
  3. ディーゼル車である

凄い。
売るときのことを考えて車を購入したつもりはないが、そんなに高値で売れるんだとビックリした。新しいCX5に乗り換えるつもりはないが、こういう逆転現象はなんだかうれしい。

円高の時に外貨預金をしていて、今日の円安の差益でアホほど儲けたと言う人を知っているが、そんな感じなのか…

世の中には、「こんなはずじゃなかった」という悪い話はよく聞くが、いい話はあまり聞かない。いい話は自慢になるし、聞いた人が更にハッピーな人じゃないと、妬まれる。
今回の査定の話は良い話だが、これを売らない場合は何も得しないので書いてみた。

そういえば、同じCX5にはガソリン車もある。
私は、なぜそのガソリン車に乗るのか?若干理解できない。
マツダのディーゼル乗用車は歴史もあり、燃費も良く、軽油は安いし、そして力強い。
ガソリン車ならマツダに乗る必要はあるのか??
あんまり言うとマツダに怒られるかな…
マツダに乗るならディーゼル車でしょうよ!(個人的な意見)

これに似た話はまだあるのではないか?
他と比較して、高くて品質も劣るのに、それを選ぶ。
他と比較して、とても重くて危ないのにそれを選ぶ。
他と比較して、マズくて臭いのにそれを選ぶ。
どう考えても犬なのに、ネコを選ぶ。
などw

これはもう「好み」の問題だ。

人の好みは自由だ。
マーケッティングの観点からは少数派は切り捨てられることもあるが、そこに少数派のものがあるという事も大切なのだ。
ホームセンターには何万点、何十万点という品ぞろえがあるが、ほぼ売れない物でさえも「そこにある」ことが重要で、それがホームセンターの役割だ。

「無い」という事だけで、価値が下がるのは事実だ。
維持するのは、個人では難しい。
ビジネスシーンでは、無くても「ある」と言う事がとても大切だ。
問い合わせがあったとき、「あります」と回答する。
正確には「取り扱うことが出来ます」という事だが、「ありません」と言った瞬間に、未来はすべて無くなるのである。

聞いたことが無いものでも、「無い」という回答をしないこと。
電話を切ったら、そこから鬼のように調べて行くのだ。
そう繰り返すことで、良いことにつながるはずだ。

今回のマツダの営業の方には、「買いません」とハッキリ言ってない。
お互い希望を持つことは良いことだw
決して、イタズラに希望を持たせたりはしてないw