終わりなき旅

「俺、体育会系だから(笑)」

この言葉を自ら発している方は注意されたい。
この言葉は、このように言っているのと等しい
・私は上下関係に厳しい
・私は根性論者である
・私はエゴイストである

体育会系の方の存在を否定ないが、もう笑うしかない。
これが組織において許容される時代は終わっている。
まさにパワハラと呼ばれることに近い。

今日現在は、パリオリンピックが終わり、まもなくパラリンピックだ。
オリンピアンの方々は、当然ながらアスリートである。
だが、アスリートの方々を体育会系と呼ぶと失礼になる可能性がある。
自ら言っている人にはそう呼んでいいかもしれないが、現代には少数派ではなかろうか…

さて。
経営者は自ら判断しなければならない立場。
上司は、部下に決めてもらって最後のハンコだけ押すだけの、そんなラクな仕事ではない。
組織のTop、部署のTopなど、組織を束ねて行く立場の人は、判断基準は自分自身であることが多い。
ここで重要なのは、判断基準は自分であって当然良いのだが、結果を手にするまでのプロセスが間違っている。

人はそれぞれ個性があり、上司も部下も個性がある。
怒りっぽい上司、怒りっぽい部下、マイペースな上司、マイペースな部下。
自分の判断基準にハマってないと、上司が怒り出すとか、部下が怒り出すとか。
この個性の組み合わせはとても多いが、結果のカギを握っているのは上に立つ者に間違いない。
自分の判断基準をクリアさせるために、部下をどう動かすのかは怒号ではない。サムライ社会はもう通用しないのだ。

ではどうすれば良いのか?
それは、「コーチング」と呼ばれるものだ。

コーチングは社会で認知された指導技術で、多くの方がその存在を知っているが、実践できる人は少ない(私の知る限り、限りなく少ない)。
そう、コーチングを教わったにも関わらず、実践できないのである。
なぜそうなのか?の答えは一旦置いといて、コーチングスキルを身に着ければ、「私は体育会系である」などど、部下に脅しをかけなくて良いのである。

福岡で私が知っている、コーチングのトレーニングができるところは、「トイカケル」という会社だ。あ、そうか!今は福岡とか近いとか遠いとか、あまり関係ない時代だった。。w

ここの江口さん(代表取締役でトレーナー)、とても分かり易くこのスキルを身につけさせてくれるはずだが、多くの人が「コーチングを教わったにも関わらず、実践できない」事実は存在するのだ。
この答えは、是非ともコーチングを受講して江口社長に聞いてみてほしい。

コーチングは、家庭でも学校でも通用するらしい。
わが子に、教え子に、そしてダメな亭主にそれを試してみてはどうか?(;^ω^)
いやな顔をしたり、無視したり、叱ったり怒鳴ったりするたびに、理想が岸から離れていく。
望んだ結果を手にするためには、部下ではなく、努力するのは自分なのである。

そして努力をやめた時、あなたの旅は終わる。