余計なことを言って失敗することが増えてきた。
その人の良くない部分を見つけた時、今後その人にとってマイナスになることが予測され、言葉を選び選び言ったつもりでも、その人は傷ついたと言って悲しむ。
この忠告とかアドバイスとか、相手が求めてないときに言うことがおせっかいで失敗のもとである。これはいつも気を付けている。
しかし、このようなことがあった。
本人は周囲の人とうまくやっていくことがとても疲れたという。
この調子で先の長い人生を進んでいくのが不安で、疲れ続けることが苦痛でならないと言う。
本人がそう言ったので、これは何かアドバイスの場面だと思うのは普通の事ではないのか?
そして、言ったことは、「人との間でうまくいかないとき、自分に原因があるのではないかと考えてみることは重要だ。相手が変わるのを待つより、相手を受け入れたり理解したりすることがあなたの成長となり、その先が進んで行ける」
これを言われて本人は、自分に非があると言われた気がしたのか、悲しんでいた様子。そして悲しみは怒りに代わり、反論して言いたいことを言って口を閉ざした。その後は背を向けたまま。
私の言い方や言葉が良くなかったのか、残念ながら伝わらなかった。
人間関係の問題を聞いて、私が人間関係が悪くなってりゃ世話なしだ。
今考えていることは、
・悩みを打ち明けられたとき、下手なアドバイスはしない(適当に聞き流す)
・相手に伝わらなくても、勇気をもって助言する
この二択だ。
前者は楽だ。
しかしとても後味が悪い。
後者は敵が増える可能性がある(笑
少し話は変わって…
人は褒めると喜ぶ。
天邪鬼(あまのじゃく)でないのなら、普通はそうだ。
先日、週に一度通っているテニスの仲間を、場面場面で褒めてみた。
ミスした時も、あえて良いことを持ち上げて褒めた。
そうするとどうだ。
皆さんとても嬉しそうにしている。笑顔だ。
私への敵意はゼロである。
これは処世術である。
これでよいのか?(笑
人は本当のことを言うと怒るので、黄金比は褒め9:本当1で行こう!